« ようやく挑戦受諾 | トップページ | 272回目 »

名ばかり管理職問題に関する通達(チェーン店店長)

本日、厚生労働省から、多店舗展開の店長に関する、管理監督者性を判断するための基準が通達された。

「多店舗展開する小売業、飲食業等の店舗における管理監督者の範囲の適正化について」

 ■報道発表資料
 ■通達本文

非常に重要な通達。
今後はこの通達の内容を元に、店長の職務要件を検討・設定することになる。

大相撲の大麻問題もそうだが、後出しで処分を決めるのはよくないので、こういう基準が事前に出されることはとても望ましい。
大麻問題かて検査をする前に、
「どこそこの病院での検査結果がクロなら解雇」
と予めルール化しておけば話は早かったのに。

ところで今回3力士が「解雇」されたが、力士は労働基準法に定める労働者なのか?
労働者であるとすれば、今回、解雇予告はしたのか?
普段1日8時間を越える労働(親方から指示された稽古等)をすれば残業手当が支払われるのか?
十両にならないと給料が出ないはずだが、幕下以下の無給は違法ではないか?
今度じっくり考えてみよう。

|

« ようやく挑戦受諾 | トップページ | 272回目 »

社会保険労務士」カテゴリの記事

コメント

> 非常に重要な通達
そうですね。
今まで抽象的な表現だった部分も具体的になっていて
一般の人たちにもわかりやすくなったのではないでしょうか。
私も未熟ゆえ41条の管理監督者が
うまく説明できなかったのですが、
これからは少しは上手に説明できそうです。

> 力士は労働基準法に定める労働者なのか?
先日ある研修で、力士は稽古中の怪我でも労災保険は使わず
健康保険であると聞き同じ疑問を持ちました。
また、幕下以下は昔の徒弟制度と同じなの??と
さらに疑問は深まりました。

> 今度じっくり考えてみよう
よろしくお願いいたします(笑)

投稿: 豆 | 2008年9月10日 (水) 18:08

>豆さん
こんばんは。
ちょうど今、多店舗展開する小売業の人事制度設計に携わっているので、良いタイミングで出ました。
まぁそこは最終的に店長は一般労働者扱いする予定ですが・・・

力士が「事業に使用される者で賃金を支払われる者」かと言われると違うような気もするんですけどねぇ。
どうなんでしょう?
仮にそうとして「労働」が何を指すのか?
取組に出ることか?稽古も含まれるのか?
う~ん・・・
さらに問題がややこしいのは給料は相撲協会から出ているが、実際の使用者は相撲部屋の親方、という部分ですかね?
既に検討を挫折しそうです(笑)

投稿: にーの統括本部長 | 2008年9月10日 (水) 23:57

力士の件はどうなんでしょうか。

「稽古をする場所」
「衣食住を無償提供してくれる」
「技術を無償(一応)で教えてくれる」
「職業相撲をとる為にはこの『部屋』に所属しなくてはならない。(資格と捉えるか)」
「そのかわり稼げるようになると、運営管理費の一部を負担していかなければならない?」

・・・・・わかりません。

投稿: S本 | 2008年9月12日 (金) 18:49

>S本さん
労働者でなければ業務委託になるわけですが・・・
普通に考えれば労働者に該当すると思いますが、どうも違う扱いをしているっぽいので、どのような理論でそれを逃れているかこの3連休で考えてみます。
でも大学時のゼミの先生が労働者性の問題を専門としているので、そっちに聞いてみよかな・・・

投稿: にーの統括本部長 | 2008年9月13日 (土) 00:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86862/42430566

この記事へのトラックバック一覧です: 名ばかり管理職問題に関する通達(チェーン店店長):

« ようやく挑戦受諾 | トップページ | 272回目 »